ドバイWCに選出されることを目標に、まずは前哨戦のマクトゥームチャレンジ・ラウンド3の追いきりをしたラニ

ノースヒルズの前田幸治さんも10何年ぶりに栗東に駆け付けた程だが、ラニに関する記事で驚くことに。

デイリースポーツオンラインのラニの記事を読もうとしたところ、記事タイトルが「ラニ場外乱闘で怒りの一撃 カラ馬に絡まれるも応戦、強心臓ぶり見せる」(笑)。

「場外乱闘ってなんだよ(笑)」と思い、すぐに記事を読んでみることにした。


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ラニの場外乱闘とは

放馬したカラ馬が逆走。馬場入り直後のラニに絡み、ちょっかいをかけたのだ。怒ったラニが尻っぱねで応戦して事態は収束したが、さすが米三冠レースに参戦した強心臓だ

 

記事に掲載されている写真を見ると、ラニは空馬に後ろ蹴りをかましている(笑)。

よくこんな写真を撮れたと感心するが、「さすが米三冠レースに参戦した強心臓だ」という褒め言葉(笑)。

ラニにちょっかいを出したのはヒルノダムールの弟らしいが、ラニに絡むその強心臓も楽しみだと思う。

 

ラニとカリフォルニアクローム

ラニ

カリフォルニアクローム!!


ラニと言えば、米2冠馬で2016年ドバイWCに勝利したカリフォルニアクロームとの勝負が有名だと思う。

勝負といっても一緒にレースに走ったわけではなく、

 

米国最強馬にもほえて威嚇したらしい。「どちらもほえ合って一歩も引かなかったけど、最後はカリフォルニアクロームがバックして下がっていった

 

ラニはドバイでかち合った米最強馬カリフォルニアクロームを威嚇して、後退させた程。

それ程の馬に勝負を挑んだヒルノダムールの弟は精神的に期待してもいいかもしれない(笑)。

 

ラニの強心臓

ラニは精神的にタフな馬で未勝利戦の勝利後、全日本2歳優駿に出走するためにカトレア賞に連闘。

結果的に全日本日本優駿は出走できなかったが、連闘+長距離輸送にもかかわらずプラス体重で出てきた程の馬。

フラムドパシオン・ゴールデンバローズ、キズナディープブリランテ、シーザリオ等を考えると3歳での海外遠征は負担が大きいと思う。

その点ラニはUAEダービーに勝ち、ドバイから北米に再び遠征でタフな日程の米三冠レースを皆勤。

相当な強心臓の持ち主としか思えない(笑)。

 

ラニの今後の期待

ドバイで再び暴れることに期待しているわけではなく(笑)、ラニはメンバーが凄かったがクロフネの最高傑作のフラムドパシオンですら勝てなかったUAEダービーに日本調教馬で初めての勝利。

そしてベルモントSで3着に食い込んだように、日本のダートより向こうのダートのほうが合っていると思う。

マクトゥームチャレンジ・ラウンド3で好勝負出来ればドバイWCに出走することも可能だと思うので、もしかしたらアウォーディよりもラニの方が期待できるかもしれない。

もしドバイWCに出走するとしたらムーア騎手がマクトゥームチャレンジ・ラウンド3に続いて騎乗するらしい。

また、惜しくもドバイWCに選出されなかったらゴドルフィンマイルに出走予定で、武豊騎手が騎乗するようだ。

UAEダービーと米三冠では武豊騎手で臨んだため、武豊騎手に騎乗してもらいたいとは思う。

けれどどう考えてもラニにマイルは短すぎると思うので、ドバイWCに選出されて欲しいと思う。

そして、秋には兄のアウォーディと共にBCクラシックに出走する予定。

ラニには日本の競馬は合わないと思うので、今年もラニの海外出のレースは楽しみだと思う。