今日の京都1Rレースでルメール騎手騎乗の単勝1,1倍のオーサムバローズが4着で馬券圏外に。
「単勝1.1倍」が4着以下に敗れたのは、昨年10月以来と直近にもありましたが、2012年以降、36戦中2戦のみというレアケースでした。
引用元:競馬ラボtwitter 「競馬ラボツイード」
1,1倍の馬の単勝はリスクの割のリターンが少ないので危険だと思う。
けれど2012年から36レース中2レースしか馬券圏外になっていないので、複勝なら信頼度抜群かもしれない。
今日のレースは3歳未勝利戦だからいいとして、もしグレードレースで単勝1,1倍の馬が2着以下になったら大騒ぎになるかもしれない。
そこでオープンクラスで単勝1,1倍以下で負けた馬について調べてみることにした。
オープンクラスで単勝1,1倍で負けた馬
馬名 | レース名 | 着順 | 勝ち馬 |
---|---|---|---|
ロイヤルタッチ | 若葉ステークス | 2着 | ミナモトマリノス |
タイキシャトル | スプリンターズS | 3着 | マイネルラヴ |
テイエムオペラオー | ステイヤーズS | 2着 | ペインテドブラック |
ゼンノロブロイ | 日経賞 | 2着 | ウインジェネラーレ |
アドマイヤドン | 南部杯 | 2着 | ユートピア | オルフェ―ヴル | 阪神大賞典 | 2着 | ギュスターヴクライ |
敗れたとはいえ流石にこのクラスで単勝1,1倍に指示された馬はまさに名馬図鑑。
ロイヤルタッチだけG1未勝利で場違いのようにも思えるが、ラジオたんぱでイシノサンデーとダンスインザダーク、きさらぎ賞でダンスインザダークを下し3戦無敗。若葉ステークスで敗れた後も皐月賞で1番人気。
若葉Sで敗れた時点では他のメンバーにヒケは取らないと思う。
タイキシャトルだけ連を外しているのは面白い(笑)。
けれどさらに上を行く単勝1.0倍、単勝元返しで負けた馬がいるらしい。
3冠馬がまさかの敗北

弟も大丈夫じゃない(笑)
京都新聞杯で単勝支持率78%。単勝元返しでまさかの2着になったのがナリタブライアン。
この時点では3冠馬ではないが、まさかスターマンに負けるとは思わなかった人が多いと思う。
ナリタブライアンはこの京都新聞杯だけでなく、4歳(現表記)の阪神大賞典でも単勝1,0倍。
グレードレースで2回単勝1,0倍になったのはナリタブライアンだけかもしれない。
6連勝(G15連勝)中でBCの前哨戦でまさかの敗北
6連勝中でG15連勝中のエスポワールシチーは南部杯で単勝元返しだったが、まさかのオーロマイスターの2着に敗れる。
3走前のジャパンカップダート(現チャンピョンズC)と2走前のフェブラリーSの走りから、負けるとは思わなかった。
単勝元返しでナリタブライアンとエスポワールシチーは2着に敗れてしまったが、単勝100円でもっと凄いことを成し遂げた馬がいるらしい。
単勝元返しで物凄いことをした馬
藤沢和雄調教師に初めて重賞勝ちとG1勝ちをもたらした、シンコウラブリイ。
ライバルのニシノフラワーと比較すると地味な印象かもしれないが、牡馬を圧倒するような強さを見せた初めての馬かもしれない。
このシンコウラブリイは札幌日経OPで単勝100円の元返し。
圧倒的な1番人気に応え1着になるが、複勝が110円(笑)。
単勝より複勝の方が配当が高い、珍しいレースだったと思う。
まとめ
ルメール騎手が単勝110円の馬を飛ばしたので予想そっちのけでいろいろ調べてしまったが、近年最も人気があったかもしれないディープインパクト。
国内で走った13レース中7レースが単勝1,1倍(笑)。
さらに3冠のかかった菊花賞は単勝100円。
13レース中8レースが単勝110円以下という怪物は絶対現れないと思う(笑)。