「先生」や「公務員騎乗」とも言われ、G1ではイマイチ頼りないと思われているいるかもしれない柴田善臣騎手。

関東リーディングにも輝いたこともある柴田善臣騎手だが、クラシックとは無縁。

けれど今年は東スポ杯でブレスジャーニー、そしてフェブラリーSではサウンドトゥルーに騎乗する。

今年はもしかしたら柴田善臣騎手の年になるかもしれない。


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柴田善臣騎手の輝かしい戦歴

柴田善臣騎手はクラシックこそ無縁だが、通算勝利数は武豊騎手・岡部幸雄元騎手・横山典弘騎手・蛯名正義騎手に続き歴代5位。

そして2002年〜2004年にかけて関東リーディング。またワールドスパージョッキーズシリーズを2度制している(1999年/2003年)。

 

柴田善臣騎手のG1勝利

柴田善臣騎手勝利G1
1993 ヤマニンゼファー 安田記念
1993 ヤマニンゼファー 天皇賞秋
1996 タイキフォーチュン NHKマイルC
1998 オフサイドトラップ 天皇賞秋
2000 キングヘイロー 高松宮記念
2006 オレハマッテルゼ 高松宮記念
2010 ナカヤマフェスタ 宝塚記念
2012 レインボーダリア エリザベス女王杯
2014 ジャスタウェイ 安田記念

柴田善臣騎手は通算G1勝利数は9勝。ヤマニンゼファーはリアルタイムで見ていないので、ナカヤマフェスタでブエナビスタを差し切った宝塚記念。

ジャスタウェイでフランケルとも好勝負?した府中マイルの鬼、グランプリボスを退けた安田記念が印象深い。

 

ホットシークレットの目黒記念

「公務員騎乗」と言われている印象から横山典弘騎手のような、予想外な騎乗はしない印象を受ける柴田善臣騎手。

けれど逃げ馬のホットシークレットの目黒記念ではわざと出遅れ、追い込んで目黒記念をレコードで勝利。

柴田善臣騎手は「ヨットーリ」とも言われているが、まさにヨットーリの騎乗だと思う。

 

サウンドトゥルーとフェブラリーS

騎乗停止になった大野騎手に代わり、急遽フェブラリーSで柴田善臣騎手が騎乗することになったサウンドトゥルー

今年のフェブラリーSはカフジテイクが人気だが、フェブラリーSを追い込んで勝つのは相当難しいと思う。

けれど実績馬を見てもコパノリッキーはヴァーミリアンの晩年と同じで地方ではまだ強いが、中央のG1では厳しいと個人的には思う。

サウンドトゥルーは難しい馬らしいが、当たりが柔らかい柴田善臣騎手はうってつけの騎手かかもしれず、自身初のフェブラリーS制覇の大チャンスかもしれない。だが、気になるデータもある。

柴田善臣騎手のダート追込み馬の近5年の成績

勝率 連対率 複勝率
2.6% 6.0% 12.4%

騎乗馬の質も大きく関係していると思うが、ダートで柴田善臣騎手はイマイチ信用できないかもしれない。

けれどダート成績よりも2017年2月17日現在、今年1勝しかしていないことの方が重大かもしれない(笑)。

 

ダービー制覇へ!ブレスジャーニーと柴田善臣騎手

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ブレスジャーニー!!

共同通信杯を圧倒的な強さで制した、四位洋文騎手騎乗のスワーブリチャード

そのスワーブリチャードを東スポ杯で差し切ったブレスジャーニーが3歳最強馬との声も強い。

ブレスジャーの次走は状態をみてスプリングSか弥生賞に出走する予定。

スワーブリチャードが急成長した可能性もあるが、スワーブリチャードを差し切ったブレスジャーニー。

柴田善臣騎手の初クラシック制覇、そしてダービージョッキーに輝くのは今年かも知れず、今年は柴田善臣騎手の時代になるかもしれない。

ただ、スワーブリチャードがダービーを勝利して「しーい、しーい」と四井コールをしたい人も多いかもしれない(笑)。