近年京都記念にはダービー馬ワンアンドオンリー(2016年6着)とキズナ(2015年3着)、そしてハープスター(2015年5着)、ジェンティルドンナ(2014年6着)とクラシックを勝った馬が出走しているが、成績は今一つ。

そこで今年京都記念→大阪杯→宝塚記念を予定している「マカヒキは大丈夫なのか?」と思い、京都記念に出走したダービー好走馬を調べてみた。


ダービー馬の京都記念

ダービー馬の京都記念の成績
2001年 アグネスフライト 2人2着
2007年 ウォッカ 2人6着
2015年 キズナ 2人3着
2016年 ワンアンドオンリー 5人6着

グレード以降、ダービー馬は過去4頭京都記念に出走してアグネスフライトの2着が最高着順。

アグネスフライトが最高着順というのは面白い気がするが、ダービー馬は4頭出走して京都記念は未勝利。

ただ、キズナとワンアンドオンリーは5歳。マカヒキと同じ4歳のダービー馬で考えるとアグネスフライトとウォッカの2頭。

該当馬が少なすぎて、何とも言えない。

そこでダービーで馬券になった馬で京都記念を出走した馬を調べてみた。


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ダービーで馬券になった馬の京都記念の成績(4歳馬)

馬名 ダービー 菊花賞 京都記念
1986年 スダホーク 2人2着 2人2着 1人1着
1988年 二ホンピロマーチ 5人3着 8人10着 4人6着
1994年 ビワハヤヒデ 2人2着 1人1着 1人1着
2000年 テイエムオペラオー 3人3着 2人2着 1人1着
2000年 ナリタトップロード 1人2着 3人1着 2人2着
2001年 アグネスフライト 3人1着 1人5着 2人2着
2006年 シックスセンス 7人3着 2人4着 1人1着
2007年 ウォッカ 3人1着 未出走 2人6着
2008年 アドマイヤオーラ 4人3着 未出走 1人1着
2012年 ウインバリアシオン 10人2着 2人2着 2人6着
2016年 サトノクラウン 3人3着 未出走 6人1着
2017年 マカヒキ 3人1着 未出走

グレード以降にダービーで馬券になった馬で4歳時に京都記念に出走した馬は11頭。

成績は抜群で(6・2・0・3)。スダホーク、ビワハヤヒデテイエムオペラオー、シックスセンス、アドマイヤオーラ、サトノクラウンが京都記念に勝っている。

ダービー馬はアグネスフライトの2着が最高だが、ダービー好走馬は京都記念と相性が非常にいいらしい。

 

例外のないデータ

ダービーで馬券になった馬は京都記念に相性が非常にいいので、例外がなかった共通点を探してみた。

京都記念で1着になった馬で例外のなかったデータ

  • 前走1着

スダホーク(1986年1着)

  • 前走連対

スダホーク(1986年1着)、ビワハヤヒデ(1994年1着)、シックスセンス(2006年1着)、アドマイヤオーラ(2008年1着)

 

京都記念で連対した馬で例外のなかったデータ

  • ダービーで2着だった菊花賞馬

ビワハヤヒデ(1994年1着)、ナリタトップロード(2000年2着)

馬券にならなかったダービー好走馬

  • 2戦以上してダービー以降連対無し

ニホンピロマーチ(1988年6着)、ウォッカ(2007年6着)

  • 重賞で連対経験がない馬

ニホンピロマーチ(1988年6着)

 

ということでマカヒキはどれにも該当しなかったので、マカヒキの京都記念についてはダービーで好走した馬を調べた結果何もわからなかった(笑)。

 

京都記念の馬場状態とマカヒキの重馬場適性

京都は雪が降っているらしく、日曜日にはやむにしても馬場状態は悪いと思う。

その点全姉のウリウリは重馬場のローズSで3着、CBC賞1着なのでマカヒキもおそらく重い馬場も苦にしないと思う。

問題は凱旋門賞の大敗だが、ニエル賞の勝ち方の微妙さから馬場が合わなかったのが1番の原因かもしれない。

ただ、あそこまで大敗してしまうと復帰戦の京都記念では買いづらい。

そーなると馬場を考えると無敗で弥生賞を制し、去年京都記念に勝ったサトノクラウン。

けれどサトノクラウンも国内で大敗したかと思いきや凱旋門賞2着BCターフ勝ち馬のハイランドリールを完封。買い時が難しい馬だと思う。

 

まとめ

ということでマカヒキが京都記念どうなるか、ダービーで好走した馬を調べた結果、得るものは何もありませんでした(笑)。